鈴木智彦著『サカナとヤクザ』補稿

新刊の資料、補足、写真、こぼれ話。

銚子の飯屋について書かせてほしい。

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出張先でTweetすると「あれがおいしい」「この店に行って下さい」とオススメされまして、そのたび、うるせぇ飯屋くらい自分で探せると思いつつ、「ありがとうございます」と完璧な社交辞令を返す俺ですが、ちょっと書きたい。銚子に行って寿司を食わないなんて馬鹿らしい。肉を食えとかいう逆張りいらないです。七年連続水揚げ日本一の漁港なのに。

実際、市内を車で走ってると寿司屋とスナックがやたら目に付く。食べログはぜんぜんあてになりません。ああいうサイトのコメント観てるといらつきませんか? 関係者はうんこ踏め。田舎の店に「俺は客だ。うまいもん食わせろ」と乗り込んでどうする。抱き込むんだよ、うまいもん食いたきゃ。っつーかいくら銚子の寿司屋でも、市場に魚があがってない日に新鮮なネタはない。当たり前の話じゃないか!

銚子はプリンのような伊達巻きが有名で、これはほんとにおいしいです。で、どの寿司屋でも食えるんだけど、オリジナルは『大久保』のそれといわれています。

『大久保』はすごく変わった店で、あまり商売っ気がありません。店に入ると、「うちはつまみないですけどいいですか?」と言われる。それでも刺身程度は頼めます。馬鹿高い寿司屋のお造りとは違う、漁師町特有の「生魚のぶつ切り」を堪能して下さい。値段はとても安いです。

 

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あと銚子港には”名前のない”屋台のラーメン屋があります。ものすごく雰囲気がいい。こんなシチュエーションの屋台なんて全国でもここしかない気がする。で、けっこう客が来る。常連さんもいるし、俺のような余所者もいる。そして朝になると綺麗に片付いている。いつまでやってるのか……店主も奥さんも年配だから、来年は食えないってこともあり得ます。

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ラーメンもなかなか凝ったスープで、感動してTweetすると「俺がいつもいってるラーメン屋はもっと安い」みたいなリプライがつきました。じゃあうまかっちゃん食えばいいじゃん。こういうリプライを流せず、クソリプ死ねとか言い出したらSNSを休もう。

blog.goo.ne.jp

 

さらにもうひとつ。銚子観音の下にある『さのや』という今川焼きの店なんすけど、でかい。そして安い。車は店の前に停められます。店でも食えるし、テイクアウトも地方発送もできる。

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これらに加えて、銚子電鉄が赤字解消のために売り出した濡れせんべいを食えば、食の観点からみれば、けっこういい旅の思い出になるんじゃないかと思います。実際、銚子電鉄犬吠駅で焼いてました。びびった。

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