自著のための補稿(鈴木智彦)

自著の資料、補足、写真、こぼれ話。

ターレーを自家用にしたい人、俺の他にもいるだろう。

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ターレーってのは、ターレットトラックという意味で、戦車の砲塔のように駆動部(前輪部分)がグルグル回転するからです。なのでものすごく小回りがきき、狭い冷凍庫の中でも方向転換が出来きます。

築地にはまだガソリンターレーも残っていて、大坂では地元のヤクザが反対意見を潰し、一気に電動化が進んだんだけど、豊洲じゃどうするんですかね。三菱など、ターレーのメーカーも各種あります。空気を使わないノーパンクタイヤとノーサスで、耐荷重は1000キロとか2000キロです。ちなみに軽トラックの最大積載量は350キロで、ターレーがどれだけ思い物を運べるか分かると思います。

ターレーのミニカーは、俺がバイトしてる時、同業者の畠山理仁さんがプレゼントしてくれました。畠山さんは、俺が勝手に「この人を嫌いといってるヤツのことは嫌い」と認定してる人で、『黙殺』が開高健ノンフィクション大賞をとったときは、我が事のように嬉しかったです。『黙殺』はちょーおもろいので、機会があればぜひご一読下さい。